キャブレターの同調

4発エンジンにはキャブレターが4つあるわけで、
それぞれの動き(吸う力?)を均一にしないと気持ちよくないです。
このページでは、同調という作業をしてエンジンに元気になってもらいます♪


作業直前のCB。タンクを剥ぎ取られて情けない姿になってます(´・ω・`)

★☆準備☆★
バキュームゲージ(アストロ製)
ダンボール(タンクを置くため)
No.2ドライバー(長さいろいろ)
臨時燃料タンク(作業中の燃料供給用)
ピンセット(ラジオペンチでも可)
ホースジョイント(熱帯魚用)




タンクはダンボール箱の上においておくと安心です♪傷も付かないし安定します。
スーパーなどでタダでもらえるので、持っていると便利です♪(σ´ω`)σ
ちょろんとぶら下がっているのは、LEDの配線です。

工具は写真のとおりです。スナップリングプライヤーが写ってますが、
何に使ったか覚えてません(笑) 手の届かないホースを掴んだ時に使ったのかな?

特殊工具のバキュームゲージはZeaLのページでも紹介してますが、
アストロプロダクツ製の安い物です。ネット情報を頼りに作ってみました。


では、作業に入りましょ♪(o´∀`o)
まずはタンクを外します。どんなバイクでも一般的には外して作業します。
サービスマニュアルに従うと、タンクはつけたまま作業するのでしょうか?
まぁやり易いほうで作業すればいいってことです♪(σ´ω`)σ






バイクを裸にしたら、今度は「同調調整用不圧スクリュ」ってヤツを外します。
一番上の写真がそうです。ガスケットが付いているのでなくさないように注意しましょう。
このネジを取った穴から不圧(エンジンが吸う力)を測定するわけです。

写真のように、1番シリンダー(車体左)はフューエルコック、
2番・3番シリンダーはインテークポート下方、4番シリンダーはエンジン右側にあります。




ネジが取れたら、その穴にホースジョイントをねじ込みます。
ジョイントはプラスチック、エンジンは金属なので、ジョイントが負けてしっかりとハマります。
ピンセットやラジオペンチでネジネジして押し込みましょう♪
2番・3番シリンダーは手が届きにくいのでムカつきます。

下の写真が使用後です。ネジが刻み込まれてます。次回も使えるのかな?





写真のようにキャブとバキュームゲージを接続します。
接続が完了したら、早速計測しましょう♪


★☆調整のやり方☆★
まずは1番と2番・3番と4番の各ペアを調整します。
各ペアが揃ったところで、真ん中の同調スクリュで全体をあわせます。
マニュアル値では各シリンダの誤差が30mmHg以内です。

同調スクリュは、なかなか見づらいところにあるのでイライラ・・・(´・ω・`)
長いドライバがやり易いような気がします。

調整が終わったら、同調調整用不圧スクリュをしっかり元に戻して作業完了です!お疲れ様(>Д<)ノ


調整をしたあとは、低回転の調子がよくなりました♪
事故やらOHやらでだいぶ狂っていたようです(;^_^A
今回の作業では、ネジが余るなどのトラブルもなく大成功ですヽ( `∀´)ノ


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