キャブレターの負圧同調


キャブレターの負圧同調をやってみました。

同調とは4つあるキャブレターの開き具合を揃えることで
これがバラバラだと吹け上がりや燃費が悪くなります。
普通ならバキュームゲージという特殊工具が必要ですが
ここではネット上にある情報をもとに自作してみました。

用意するもの
バキュームゲージ
オイル注し(100円ショップ)
軍手(ヤケド防止)

作業に入る前に燃料コックをOFFにします。
これを忘れると後で大変なことになります
まず小物入れとエアスクープを外します。
小物入れには側面に2本、ふたを開けた所に2本あります。
エアスクープにはラジエターの上部左右に2本
ゴムパッドの下に2本あります。


次にタンクを外します。
赤丸のついたネジを外せばタンクが外れます。

ここからの作業は火気厳禁です。

ホースを抜いたときにガソリンが少し出ますが
コックがOFFになっていれば問題ありません。



タンクを外すとエアクリBOXが現れます。
エンジンとのつなぎ目にあるネジを緩めたら
軽く引っ張るだけで外せます。下部にホースがあるので抜いておきます。

今回は関係ありませんが赤丸のついているネジを外すと
エアクリーナーが交換できます。

タンクを外したらオイル注しにガソリンを入れ燃料ホースにつなぎます。
オイル注しに穴をあけておくとスムーズに流れます。

ここからが本題の「同調」の作業です。

キャブとエンジンのつなぎ目にループしているパイプがあります。
ここに特殊工具のバキュームゲージをつなぎます。



つないだ時はまだコックは閉じておきます。
このときにコックを開けていると負圧計が吹っ飛びます。
エンジンをかけたらまず一番左の気筒から測っていきます。
別に右から測っても問題ありません。

左の気筒のコックを2つ開けてから
負圧計に一番近いコックをゆっくり開けていきます。
このときに針の振れが止まるところにしておきます。
作業中はこのコックにはさわりません。



測定の方法ですが、まず1と2の同調を取ります。
次に3と4の同調を取ります。
最後に右半分と左半分の同調を取って完了です。

コック切り替えの時に確認しながらやらないと
上手く測れないので注意です。

調節ネジは奥のほうにあるのでやりづらいと思います。

調整が終わったら忘れずにホース類を取り付けます。
当たり前ですが、全てつけないとまともに走れません。経験済みです(笑

結果
4000〜6000回転にあった谷が少し軽減されたと思います。
でもキャブの中に異常があるようで
まだ完璧ではありません。
OHしなくちゃ・・・金と時間がぁ・・・


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