キャブレターの分解清掃

エンジンのかかりが悪く、走行中も調子が悪いので
分解清掃(オーバーホール)しました。

★☆準備するもの☆★
クリーナー
新しいOリング類
ぞうきん
などなど・・・

まずはタンクとエアクリーナーBOXを取り外します。
(外し方はコチラ!!)

アクセルワイヤーは10mmのスパナで外せます。
キャブにつながっているホース類は外しておきましょう。
あとはエンジンとのつなぎ目にある+ネジを緩めればキャブは外れます。



外したものがコチラです。バイクに乗ったとき左端が1番、右端が4番です。
さすが10年ものだけあって結構汚れています。
早速バラしていきましょう〜♪

まずはキャブをつないでいる連結ボルトを緩めます。
1〜4番を貫く長いボルトと、1〜2番、3〜4番をつなぐ短いボルトがあります。
キャブの間にはパイプがあるので注意してやさしく抜きましょう。




独立したキャブです。表面には油汚れ?みたいなものや
カビ?のようなものもくっついてました。


チョークバルブです。チョークレバーを引くと上部の出っ張りが引かれ
通路が開きガスが濃くなり始動性を高めます。

キャブ上部の黒い蓋を外すとダイアフラムが出てきます



ダイアフラムの上部は薄いゴムでできているので扱いは丁寧に!!
穴があいているとピストンが上下しないので交換が必要です。
表面にはカビのようなものが張り付いてました。キタナイ!!



ダイアフラムを外した溝を見るとミートソースのような汚れが溜まってました。



ダイアフラムを外すといっしょにニードルという部品も外れます。
ニードルは燃料の濃さを決めるパーツなので、
磨り減っていたり、傷があると不調の原因になってしまいます。

ホントはまだ分解できるのですが、財布と相談した結果、
Oリングを購入できなかったのでここで止めました。

次はフロート室です。
キャブ下部のネジ4本を外すとこんなのが出てきます。



赤丸の部分がメインジェットなどで、
オレンジ色の部品がフロートです。



フロートはキャブ内部の油面を決めるパーツで、ここが狂ってしまうと
オーバーフローなどを引き起こしてしまいます。
自分は良くわからないので、曲げないようにして元に戻しました。



1がスタータージェット。2がパイロットジェット、3がメインジェットです。
メインジェットなどがはまっているのがジェットブロックです。
ここのどこが詰まっても不調になります。
詰まっていたら本来はエアガンを使いますが普通の家にはないので、
ギターの弦や荷札用の細い針金などで通すことができます。
組み付け時にメインジェットとスタータージェットを間違えないように注意しませう。
管理人も確認したら逆についてました(汗

パーツが全部外れたら、穴という穴すべてにクリーナーを吹き付けます。
しくみが複雑で色んなトコからクリーナーが出てきます。





一通り掃除が終わって組立てをしていると問題が発生しました!!
なんとパイプが折れている!!不調の原因はこれか!?

なんてこった。パイプは単品じゃ買えないし、キャブ1つ2万6千もするし・・・
こんなトコ普通じゃ絶対に折れないよ!
バイク屋にやられたぁ〜(T0T)



仕方がないので応急処置として工具箱に入ってたバスコークでふさぎました
これでダメならオークションとかで買うしかない。。。
もう二度とあのバイク屋には行かん!!(`△´)

追記・・・
バスコーク大作戦は結局ダメだったようです(;´д⊂
結局オークションで中古のキャブを落札しました。





キャブをバイクに戻しエンジンをかけると
「キュキュボボボボ・・・」とすばやくエンジンがかかるようになりました。
今までは「キュキュキュボウー・・・ボボボ・・・」ッて感じだったので
かなり良くなったと思います。
一発目のエンジン始動はアイドリング調節ネジが回りすぎてて
一気に6000rpmまで回ってしまいました。
回転数が落ちるときに2000rpmぐらいで引っかかるときがありました
直したいけど原因がわからないのでしばらく放置します。

でも、セル一発でエンジン始動ができるようになったので
今回の作業は大成功!!だと思いますv(*^-^*)



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